SAMTIAN LEDビデオライト SR-360 商品レビュー ~後編~

ライティングアクセサリー

前回に引き続き、SAMTIAN様よりご提供いただいた『音声制御 LEDビデオライト SR-360』紹介したいと思います。

今回は一番気になるLEDビデオライト本体のレビューです。

仕様

仕様は付属のユーザマニュアルからの引用のため、日本語が少し微妙な部分もありますが、各スペックを見ると十分使えるという事がわかります。

特にビーズは白赤緑青の4色あるので、後のレビューでも紹介しますが色を変化させても明るさの変化が少なく済むので、しっかりと作られた製品と言う事がわかります。

品番SR-360 / SR-360 2パック
入力電圧DC9V 2A
電力20W
光効果種類18
照射角度120°
光束1600lm
演色性>95
バッテリーNP-F770/NP-F550
色温度2800K-9900K ±(200K)
新技術音声制御
ビーズ240(60白+60赤+60緑+60青)
機能モード4(2色モード((CCT))
RGBモード(COL)
シーンライトモード(FLH)
音声制御フラッシュモード(SUD)

照度

それでは、まずは照度(明るさ)からチエックしていきましょう。

1台で1600lm、2台で3200lmと中々の明るさです。参考までにAmazonで6畳用のシーリングライトを確認すると、2400~3500lmのものが多く、補助光であることを考えると十分明るいです。

照度の調整は背面の左にあるPOWERダイヤルで調整します。00%~99%まで5%間隔で調整出来ます。ちなみにダイヤルは1クリック5%の為、調整は凄くしやすいです。レンタルスタジオなんかだと時間も限られるので、こんな風に撮影が少しでもスムーズに出来ると言うのは地味に嬉しい部分です。

次に実際に照度を10~99%まで10%きざみで撮影した写真を見て行きましょう。

絞り値:f5.6  露出時間:1/100秒  ISO:200

昼間の室内で撮影したため、純粋にLEDライトの照度比較はできませんが、10%間隔でこれだけ微妙にしか変わらないので、5%きざみであれば特に問題になるような事もないと思います。

色温度

次に色温度を見て行きましょう。写真は2800K、3000K、3500K・・・9500K、9900Kまで約500K間隔で撮影したものです。

驚いたのはこれだけ色温度を変化しても、カメラの露出計を見ると最大で±0.3段しか変化しなかった事です。ストロボを使って夜景撮影でカラーシフトする時は、カラーフィルターを付けると明るさが変化してしまうので、コレは凄く便利だと思います。

RGBモード

RGBモードでは、000~360まで5間隔で設定する事ができ、色々な色を作り出すことが出来ます。

写真は10間隔で撮影したものになりますが、これだけの種類の色が使えればカラーシフトはもちろん、環境光の色被りもしっかり抑える事が出来そうです。

音声制御フラッシュモード

一番楽しみにしていたモードです。正直、こんな機能使う人がいるのかと思ってましたけど、確かに音楽に合わせて色や明るさが変化するので、ホームパーティの余興なんかで使うのは面白いかも知れませんね。

シーンライトモード

パトカー、救急車、消防車など18種類のフラッシュモードが楽しめます。

正直、余り使えない物が多いと思っていましたけど、雷っぽいものや、キャンドルなんか上手く使えば動画の演出に使えそうな気がします。

まとめ

付属品のクオリティは若干不満はありますが、LEDライト本体は使いやすくまた多機能ですし、何よりバッテリーが付属しているのは、非常に助かります。最近、カメラ用の外部モニターを買ったところ、安かったためバッテリーが付属していなかったので、運よくバッテリーを買わずに済みました 笑

値段的にもカメラメーカーの純正品のストロボ以下の値段で、これだけ遊べれば文句無しだと思います。

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