今回は2021年3月13日にSonyから発売された超広角単焦点レンズ (SEL20F18G) を紹介したいと思います。
色々な方のレビューを見て、実際に購入したのは7月に入ってからですが、噂通りの素晴らしいレンズでした。
実際に4ヵ月ほど使ってみた感想やポートレート撮影した写真を作例をご覧ください。
SEL20F18Gのカタログスペック
レンズマウント | ソニー Eマウント |
焦点距離 | 20mm |
レンズ構成 | 12群14枚 |
絞り値 | F1.8 ~ F22 |
絞り羽枚数 | 9 |
最短撮影距離 | 0.19m(AF) 1.8m(MF) |
フィルター径 | 67mm |
手振れ補正 | 無し |
外形寸法(最大径 x 長さ) | 73.5mm x 84.7mm |
質量 | 373g |
付属品 | フード、レンズキャップ(フロント、リア)、ソフトケース |
一番の特徴は、このサイズ感、重量感だと思います。しかも、後ほど作例を紹介しますが、高い解像度とボケの美しさを兼ね備えています。さらに、個人的には絶対に譲れない フォーカスホールドボタン や 絞りリング などもあり、Φ67mmのフィルターの装着が可能と至れり尽くせりです。
ポートレート撮影の作例
カメラ | Sony α9 |
レンズ | SEL20F18G |
絞り | f1.8 |
シャッタースピード | 1/1600秒 |
ISO感度 | 100 |
ストロボ | Godox AD200 Pro |
ストロボ光量 | 1/16 |
ソフトボックス | Aputure Light Dome Mini2 |
超広角レンズを使ったポートレート撮影の場合、絞りは最低でもF8くらいにする事は多いんですが、作例用に絞り開放で撮ってみました。
絞り込んで、被写体や背景をカリカリに解像した写真も良いですけど、開放のほどよいボケ感の写真も悪くないと思います。
まとめ
サードパーティーを含めてEマウントレンズには、14mmや24mmといった広角単焦点レンズが発売されています。
しかし、ほとんどのレンズが高価だったり、サイズ/重量感に問題があったり、出目金レンズのため安価なフィルターが取り付けできない等といったデメリットが多く存在します。
特に年に数回しか星景ポートレート撮影をしない私には、明るい超広角ズームレンズは高価過ぎてとても買えませんので、最適なレンズになると思います。
尚、先日購入した VLOGCAM ZV-E10 にも最適なお散歩レンズとして使える事がわかりましたが、それば別の機会にお話ししたいと思います。